良い英会話教室の条件とは

英会話を習得するために通う英会話教室の良し悪しを考える際、「何が良くて何が悪い」のかということを定義する必要があります。もちろん根底には人それぞれ持つ「好み」というファクターは存在するでしょう。

英会話教室に通う最大の目的を考えてみると、英会話教室で「英語を身につける」ということが最終的な命題、最大の目的であることに変わりはないと思います。ただ、「英語を身につける理由」というものは人によって違うものですから、その理由次第ではどのような教室がいいのかということも変わってくるでしょう。また、それぞれの生活のサイクルもバラバラであるはずです。それらのサイクルのなかに自然に溶け込ませることができる「学び」の習慣というものはどのようなものなのかも大切で、なによりも「モチベーション」を維持することが大切です。

そのようなさまざまな条件をひとつずつ検証していくのは困難ではあります。どのような教室が自分にとって最適な教室なのか、どのような環境で、どのような方法で、どのような人に教われば上達するのか、英語を身につけることができるのか、実際のところ「はじめてみないとわからない」ということなのです。

英会話教室は星の数ほどあるといってもいいでしょう。大手で全国展開しているような教室から、個人で展開しているような教室、さらには個人での家庭教師も含めて、英語を学ぶための方法はたくさんあるのです。それぞれの方法が自分にとって最適かどうか、ひとつずつ見極めるのは困難です。

そのため、ある程度「ここは大丈夫だろう」という「目星」をつけておく必要があります。それは「設備、教室がキレイ」というような表面上のことだけではなく、「講師がいい人」ということだけでもなく、より長く、そして効率的に英会話を学ぶ環境があるかどうかということです。

そのようなさまざまなことを加味すると、「良い英会話教室」とは、「学んでいる人の定着具合を把握している教室」ということに尽きます。「生徒」の習得レベルを把握し、この先どのようなレッスンを行えばさらに定着が促進されるのかということがわかるような教室、どのような学び方が向いているのか、どのような学び方は逆効果なのか、弱点はなんなのか、どのくらいのスピードで、どこを目指すべきなのか、各生徒のそのような部分を細かく把握し、それに応じたレッスンを提供することができる教室が良い教室なのではないでしょうか。

ですから、まず注目したいのは「定着評価」ということになります。それは生徒である自分でも「どれくらい覚えたのか」ということを理解できるということであり、費用と時間をかけて英会話を学んでいるのですから、その「甲斐」は知りたいというものです。それを正確に、正直に示してくれる教室は信頼できるのです。

英語は簡単に身につけることはできません。それは明白です。だからこそ、どのような方法で何を強化すればいいのかということを「示してくれる」教室であれば、より自分にあった勉強法、より自分にあったスタイルを見つけることもできるのではないでしょうか。そのようなことを通じてすこしずつでも「前進する」ことがなによりも大切なのです。

 

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