間違いない英会話教室の選び方

英会話教室は「通い続ける」ものです。「少し試して選ぶ」ということはたいていどのような英会話教室でも可能なことで、それを多くのところでは「体験レッスン」と呼んだりします。

ただ、一度通ったくらいでその教室のすべてがわかるというわけもなく、英会話教室の内部事情としては「入会」と「退会」のバランスをとるために必死です。それは「辞める人」よりも「入る人」が多くなければいけないというシンプルなバランスです。さらに教室によっては「休会」という仕組みもあるので、さらに会員の管理は難しいものなのです。

英会話教室内部では生徒の数を「動態」といいます。それは「人口動態」と同じ意味です。増減が必ずあり、月謝制であればその動態数がダイレクトに売上を左右しますし、ポイント制でも結局は同じことになります。そのような「入会してもらうこと」に必死の英会話教室での体験レッスンは、ほとんどのところで「心地いい」ものになるでしょう。検討している人に対して「英語の必要性」を説き、教室の良い部分をとにかく見せて、どうにか入会してもらおうと必死で営業するのです。

英会話教室には「先生」しかいないと思ったら大間違いです。そこにはトークに長けた営業マンが控えているもので、営業マンはあの手この手で入会数を稼ごうと必死になっているのです。悪いことはひた隠しにして、良いことだけを言う。英会話を習得したあとの明るい未来を語るのです。そのような状況で、なにを判断すればいいのかということです。

第一に知っておきたいのは、実際に通っていた人の「感想」です。ただ、インターネット上では「ステルスマーケティング」が横行しているもので、その情報の審議は疑わしいものです。まずは近くに「本当に通っていた人がいないかどうか」を調べてみましょう。その教室の「実際」を知るのです。

そして「運営会社」が儲かっているのかどうかということも知った方がいいでしょう。英会話教室の「質」は、そのまま「売上」、「収益」に作用します。ずっと儲かっていない教室、繁盛しているように見えて赤字スレスレ、あるいは赤字の教室は、無くなってしまう可能性もあります。テレビCMや広告を大々的に展開していたのに、一時再起不能に陥ってしまった某大手教室もあります。

そのような「リアル」なことに加え、自分自身がその「環境」で満足いく学び方ができるかどうかを試すのです。そして、営業マンに接するときも納得がいくまで質問するということです。一ヶ月の出費は小さいかもしれません。ただ、「英会話を習得」するまでにはある程度の期間通い続ける必要があります。2年や3年は当たり前でしょう。その期間かかる費用を計算してみることも必要です。それに見合うだけの「成果」が得られるのかどうか、満足できるのかどうか、今一度考えてみる必要があるでしょう。

それで納得がいくのであれば、通えばいいのであって、納得がいかないのであれば契約しなければいいだけのハナシです。

大切なことは「納得できる教室」を絶対に見つけることです。同じ系列の教室でも、スタッフや講師が違えばだいぶ印象も変わるものです。フランチャイズ展開の教室であれば尚更です。自分にあった教室を見つけてください。

 

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